国が急に、富士山噴火に関する情報を発表しましたね。
いま、コロナがおさまらないこの時期に発表する意図って、なんでしょうか。
なんでも勘ぐってしまう私は、気になってしまいます(笑)
でも、良い防災の意識付けのきっかけになるのではないでしょうか。
今日は、富士山の噴火について、どんな被害が予想されているのか。
そして、どんな備えが必要なのかを考察します。
毎度のことですが、私はただの防災マニアおばさんですので、国や専門家の情報を元に、私のこの記事は参考程度にお読みください。
防災は、情報を選び取り、自分の頭で考えて備えることが一番大切ですよ〜!!
目次
富士山噴火なんて、ありえるの?
専門家が富士山噴火の対応を検討するくらいですから、ありえるのでしょう。
ひとことで終わってしまいました(笑)
千葉県生まれ、千葉県育ちの私。
富士山の噴火なんて、防災に興味を持つ前は、考えたこともありませんでした。
でも、それは「噴火の可能性がない」ということではなく、育った地域により意識に差があるだけです。
実際、鹿児島育ちの夫は、桜島の噴火がとても身近であり、「富士山噴火はありえる」という意識を持っていたようです。
長崎や広島生まれの方が、地震よりも戦争に関心が高いという話を聞いたことがあります。
(長崎生まれの知人は、東日本大震災の時に「戦争が起きた!」と思ったらしいです。)
桜島です。噴火でもくもくしています。
富士山が大噴火したら、どんな被害が起こる?
富士山大噴火なんて、経験した人はいません。
被害については、国の予想を参考にしました。
公共の交通がマヒする
電車、バスなどの交通は全てマヒするでしょう。
雪のように溶けるわけでない、火山灰が地面に大量に降り積もります。
歩くだけでも、困難な状況になると予想できます。
電気・水が止まる
降り積もった火山灰に、雨が降ると、電線がやられてしまいますので、電気が止まります。
電気がとまると、私の居住マンションは水も止まってしまいます。
物流が止まる
火山灰で道路が使えなければ、当然物流も止まります。
噴火に備えるべきもの
地震同様、噴火はいつ起こるかわかりません。
どのくらいの規模になるのかも、誰にもわかりません。
いつ、どんな規模になるかわからないからこそ、私たちは備えるしかありません。
基本的には、地震の時と同じ様に、電気や水、食料の備蓄が必要になります。
どれくらいの期間の備蓄が必要かはわかりませんが、私は個人的に2週間は全てのライフライン・物流が止まっても大丈夫なくらいの備蓄が必要だと思っています。
電気(電池など)
火山灰の影響で、電気が止まるので、生活に必要な灯りや電池などを備えておきましょう。
食料・水
電気が止まれば、水が止まる建物もあります。
飲料水に加え、生活用水も備えておきましょう。
物流も止まりますので、物流が復旧するまでの食料が必要になります。
防塵マスク
火山灰が口や鼻に入らないように、マスクが必要になります。
火山灰は細かいので、普通の不織布のマスクでは心もとないので、私は使い捨ての防塵マスクを少し備蓄しています。
今の時期は、買えない様です。
コロナが落ち着いたら、ぜひ備蓄してくださいね。
マスクが手に入らなければ、手ぬぐいを巻くだけでもいいと思います。
私は、もし外出中に噴火に遭遇したら、マスク+手ぬぐいでしのごうと思っています。
子供の分も持ち歩くと安心です。
防塵ゴーグル、眼鏡
火山灰は、とても小さく、またギザギザした石です。
火山灰が目に入ると、目を傷つけてしまいます。
ですので、もし噴火したら、コンタクトを外して眼鏡をしましょう。
私は、眼鏡は常に持ち歩いています。
防塵ゴーグルも必要になります。
私は、大人用の防塵ゴーグル2個と、子供には水泳用のゴーグルを備蓄しています。
子供用の防塵ゴーグルは、見つかりませんでした。
鹿児島の義両親に調べてもらいましたが、鹿児島でも売っていないようです。
自然と共に生きるということ
この地球という星は、生きています。
日本人は平和ボケしているので、危機感が薄いところもありますが、日本というのはとても自然災害が多い国です。
地震に始まり、水害、パンデミック、そして噴火。
どれも、いつ起こってもおかしくない自然災害なんです。
自然は偉大で脅威でもあるけれど、とても美しいと感じます。
自然と共に生きるならば、そのデメリットもしっかりと受け取り、そしてしっかり備えておきましょう。
くみママでした〜!